映画「ひろしま」を録画で観ました。
広島の原爆から8年、1953年に制作された映画。
監督:関川秀雄(せきがわ ひでお 1908‐1977)。
月丘夢路、山田五十鈴、加藤嘉、岡田英次など
<銀幕>のスターをはじめ、
新劇の重鎮も多数出演。
そしてなんと8万8千人の市民によるエキストラ・・・
このような映画が製作されたこと自体が驚きにたえない。
この時点で、早くも原爆が観光化し始め(!?)、
観光バスが原爆ドームへきたり、
アメリカ兵に頭蓋骨を売りつける、
日本のなかだけでなく、同じ広島市内でもすでに
<被爆者>と<非被爆者>との間に横たわる
<亀裂>があること、
「ドイツでなく日本に原爆を投下したのは、
黄色人種をモルモットにした核実験だ」ということ、
それを白人種だからよくわかるという
ドイツの青年が指摘した本が
出版・翻訳されて、読まれていたことなど
初めて知ることも多々。
原爆が落ちた直後の人びとの
すざまじいシーンのなんとリアルなこと!
目をそむけたくなるような映像が延々とつづき、
まさに迫真のドキュメンタリーよう・・・
衝撃の作品で、まだまだ消化できずにいますので
この予告編を。
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映画「ひろしま」 ウキペディア
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