映画「草間彌生 infinity」監督ヘザー・レンズ @前橋シネマハウス | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひさびさに映画館へ。

前衛芸術家(いまは<かぼちゃのクサマ>?) 

草間彌生(1929年~)の半生のドキュメンタリー映画。


草間の絵画への情熱、

 

複雑な家庭環境、

第2次世界大戦下の日本での生活、

はやくも1958年にアメリカへ。

人種や性の差別(日本女性で個展を開くなど考えられなかった)、

自身の病(いまも病院に住み、そこからアトリエに)。

芸術家同士の熾烈な闘い、

などなど、70年以上にわたる草間の活動を追う。



そのおりおりの作品、インスタレーションの

映像がとても興味深い。



なによりもその<眼>。

少女のころの暗い、ひたすら内を見つめる眼、

ニューヨークで「わたしの芸術でいつかNYを制覇して、

世界へ飛び出してゆく」と自身に誓った、その眼。

おりおりのインタビューで答える

いま現在の草間の底光りのする眼。



圧倒的な存在。

 



予告編
 https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=R1zflgFUZts&feature=emb_logo



映画館、シートにはテープが貼られ、

ソーシャルディスタンスをきっちり。

観客は3人でした(苦笑)。