ひさびさに映画館へ。
前衛芸術家(いまは<かぼちゃのクサマ>?)
草間彌生(1929年~)の半生のドキュメンタリー映画。
草間の絵画への情熱、
複雑な家庭環境、
第2次世界大戦下の日本での生活、
はやくも1958年にアメリカへ。
人種や性の差別(日本女性で個展を開くなど考えられなかった)、
自身の病(いまも病院に住み、そこからアトリエに)。
芸術家同士の熾烈な闘い、
などなど、70年以上にわたる草間の活動を追う。
そのおりおりの作品、インスタレーションの
映像がとても興味深い。
なによりもその<眼>。
少女のころの暗い、ひたすら内を見つめる眼、
ニューヨークで「わたしの芸術でいつかNYを制覇して、
世界へ飛び出してゆく」と自身に誓った、その眼。
おりおりのインタビューで答える
いま現在の草間の底光りのする眼。
圧倒的な存在。
予告編
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映画館、シートにはテープが貼られ、
ソーシャルディスタンスをきっちり。
観客は3人でした(苦笑)。