映画「モリのいる場所」を観てきました。
画家熊谷守一、その晩年のある1日をフィクションで描いた作品。
30年ほとんど家を出る事なく庭の<生命>を描きつづけた。
熊谷の絵画作品、極限までそぎ落とされた
シンプルで強靭な線、印象的です。
蟻、かまきり、蜥蜴などの小動物、
日の光、風にゆれる木の葉、そのいきものたち。
夫婦役の山崎努と樹木希林、
もう演技とはおもえないほど、そこに人物としている。
その存在感は圧倒的。
監督は沖田修一。
◆熊谷守一美術館はこちら
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