映画 <ソフィア・コッポラの「椿姫」> @前橋シネマハウス | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画 <ソフィア・コッポラの「椿姫」>を

 

観てきました。

 

 

オペラ「椿姫」をソフィア・コッポラが演出。

 

コッポラの名前からからわかるようにあのコッポラのお嬢さん。

 

 

 

 

 

 

ソフィア・コッポラ(ウキペディアより)

 

 

映画監督で作品を撮っていたところ、

 

デザイナーのヴァレンティノのお声がかりで、

 

オペラ初演出となった、とか。

 

 

チラシの裏面も

 

<ソフィア・コッポラ監督>

 

<ヴァレンティノ・ガラヴァーニ>衣装

 

<ネイサン・グローリー>美術


この三人がドーンと目を引きます。

 

 

 

 

 

「椿姫」第一幕 (公式サイトより)

 

 

 

えっ、ヴィオレッタは? 

 

アルフレードは?

 

  出演者は?と、チラシを探してしまいました。

 

下に小さく、出ていました。

 


出演者を見てびっくり、

 

なんと、いま東京で公演をしている<ローマ歌劇場>!?

 

先行の映画というのが、これでした。

 

 

 

 

フランチェスカ・トッド

 

 

 

 

ヴィオレッタ(フランチェスカ・トッド)の

 

うつくしい容貌、知的にコントロールされた歌唱でした。

 

アルフレード(アントニオ・ポーリ)も健闘して。

 

もうもう一度は着てみたい(!?)、夢のようなドレス、

 

美術もなるほど豪華絢爛。

 

演出も流れをそこなわないオーソドックスなもの。

 

生で観劇したら、どんなにか素敵なことか。

 


びっくりしたのは平日の昼間に

 

それなりにお客様が入っていたこと。

 

前橋にも「オペラファンはいた!」。

 

 

<キャスト>

ヴィオレッタ・ヴァレリー:フランチェスカ・ドット

フローラ・ベルヴォワ:アンナ・マラヴァーシ

アルフレード・ジェルモン:アントニオ・ポーリ

ジョルジョ・ジェルモン:ロベルト・フロンターリ

 

 

指揮:ヤデル・ビニャミーニ

演出:ソフィア・コッポラ

美術:ネイサン・クロウリー

衣裳:ヴァレンティノ・ガラヴァーニ

照明:ヴィニーチョ・チェーリ

ビデオ:イゴール・レンツェッティ、ロレンツォ・ブルーノ
振付:ステファン・ファヴォラン
合唱監督:ロベルト・ガッビアーニ

ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団
ローマ歌劇場バレエ団