飯塚俊男監督「陸軍 前橋飛行場」ドキュメンタリー映画 @前橋シネマハウス  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『陸軍前橋飛行場~私たちの村も戦場だった』

飯塚俊男監督によるドキュメンタリー映画。

今日が初日。

前橋シネマハウスで観ました。


この映画は

鈴木越夫著

「陸軍前橋飛行場と戦時下に生きた青少年の体験記」を

もとに撮影されたドキュメンタリー映画。

戦時中に住谷 修さんが克明に記録した「村日記」、

この「村日記」を清書した息子の住谷佳禹さんを始め、

この時代を、この記憶を知る人々、

若くて70代後半から90半ばの方々の

いまなお生々しい証言の数々。

「田畑は強制買収され、

特攻訓練された若者たちはここから沖縄へ」

さらにはアメリカの公文書館など、

当時の映像を駆使した貴重な記録。



◆予告編
 https://www.youtube.com/watch?v=RljR-_q01tU



前橋の他、高崎、東京、愛知、大阪で公開。
 

 

◆公式ホームページ
 http://maebashi-hikojo.com/


明日5日は<前橋大空襲の日>。




飯塚俊男 (いいづか としお)


1947年群馬県前橋市生れ。

 

東北大学在学中から

小川紳介監督率いる小川プロダクションで

 

ドキュメンタリー映画製作の道に。

主な監督作に「小さな羽音」
(1992年/文化庁優秀映画作品賞・キネマ旬報文化映画第1位)

「木と土の王国」(1995年/科学技術庁長官賞他)

「プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生」(2011年)など。