「林芙美子記念館」行かれたことは? | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林芙美子の記念館が新宿の中井にあります。

芙美子は1903年〈明治36年〉12月31日 - 1951年。

この建物は昭和16年(1941)8月から

昭和26年(1951)6月28日に

その生涯を閉じるまで住んでいた家。


林芙美子、エネルギッシュな作家というイメージですが、

身長143センチ、というのには驚きました。


大正11年(1922)に上京して以来、

行商や女工などさまざまの職を転々とし、

昭和5年(1930)に落合の地に移り住み、

昭和14年(1939)12月にこの土地を購入し、

 

建てたのがこの建物。

落ち着いた日本建築で、

当時は1000坪もあったとか。

いまは敷地はその半分とのことですが、

都内とは思えないほど、木々が茂り、

山茶花が咲いて。

かつては芙美子が好きで孟宗竹の竹林だった由。

生活棟と画家の夫・緑郎のためのアトリエ棟に別れ、

アトリエにはドイツ製のアップライトも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



心臓病で亡くなったのは、この書斎。

享年48歳。


設計は山口文象。

数寄屋造りと民家風がほどよく調和して、

その部屋によって、凝った木材、天井も網代だったり、

細部にこだわった造りで、

なによりもすっきりとしています。

ちょうどボランティア・ガイドの説明もあって、

じっくりと見ることができました。


こちらの林芙美子記念館のホームページで、

 

各部屋・間取り図をご覧ください。
  
 https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/fumiko/12/?doing_wp_cron=1542197581.3538351058959960937500