関容子著『勘三郎伝説』『新しい勘三郎』 再掲 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『勘三郎伝説』、読み返してみました。

昨年のブログにアップしていますが、もう一度。




◆関容子『勘三郎伝説』

この著作、私のなかでは禁書。

十八代勘三郎が旅立ち、

名インタヴュアー・関容子が書いた

おりおりのエピソードから立ち現れる「勘三郎」、

あまりに切なくて・・・

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


◆関容子・文、写真・下村 誠 『新しい勘三郎 楽屋の顔』

「勘九郎から勘三郎へ。

十八代目襲名を記念して、中村屋の御贔屓様に、

見たくても見られない楽屋の顔を、

文と写真で完全再現、ここにお届け申し候」

という本の紹介。


まさに密着、よくここまで撮ったというショットが満載。

驚いたのは「これを勘三郎が許可した」という写真。

「お辰」の顔をつくり、

 

鬘もつけているが、

衣装はまだで胸乳もあらわ。

ゆらりと妖しい。


「歌舞伎」の女形は、

そう、両性具有なのだと再認識した一枚。


本のページをめくりながら、

ああ、勘三郎がもう一度観たい!