荒凡夫・俳人金子兜太の帯文! 山本掌 句集『月球儀』 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俳人金子兜太との出会いは

俳句との出会いでもありました。

兜太先生七十歳のころ。

壮年のエネルギーにあふれた圧倒的な存在。

その<人間>のふかさ、そのあたたかさ。

まさに<俳諧自由>。

 
金子兜太主宰「海程」を二〇一八年に終刊と決断された。

そのこと、兜太先生のもとでの俳句を纏めようと思い定めました。



この句集のことを兜太先生にお話したところ

「いいじゃないか。その志や、よし」と激励され、

帯文―とてもユニークなーを掲載することに。

 

 

 

◆金子兜太 帯文

 

非常に奇妙な現実執着(しゅうじゃく)者、

 

奇妙に意地悪い洞察者というか、

 

どこかひねくれたと思えるほどに

 

その美意識が常識とは違っている。

 

混沌(カオス)をみとどけていこうとする作者である。