カンタータ「選ばれし乙女」ドビュッシー作曲 @二期会フランス歌曲研究会 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、二期会フランス歌曲研究会を聴講してきました。

今年はドビュッシー没後100年にあたり、

連続レクチャーが開講されている。

今回はドビュッシーのカンタータ「選ばれし乙女」。

ドビュッシーが作曲した「選ばれし乙女」は、

オーケストラ、ソプラノ、メゾソプラノからなり、

詩は前ラファエロ派の画家でもあるロセッティ。

耽美的、唯美的で宇宙的なもの。

ドビュッシーは

「神秘的 で少し異教的な雰囲気のある

ささやかなオラトリオ(聖譚曲)」と言っていた由。


講師は作曲家の末吉保雄先生。

末吉先生、日本での初演のおり、

オーケストラをピアノ連弾に編曲して演奏された、とか。


フランス歌曲研究会のメンバーによる曲の演奏、

当日だけの練習とはとても思えない。

緻密な曲の分析や解説などの

講義があって、とても充実。


◆曲は、こちらからどうぞ。

  https://www.youtube.com/watch?v=LYqKYE6OEY0