フアン・ディエゴ・フローレス(公式サイトより)
オペラ「ウエルテル」を録画で見る。
ドイツの作家 ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」を
題材にし、マスネーが作曲したオペラ。
チューリッヒ歌劇場(ウキペディアより)
チューリッヒ歌劇場(Das Opernhaus Zürich)は、
1891年に建てられたウィーンの
ヘルマー・ウント・フェルナーにより設計された、
伝統的なオペラハウスの形式の建物で、
オペラハウスとしては小振りの1100席とのこと。
このくらいのオペラ劇場で見てみたい。
舞台に室内、これが一幕から四幕までの美術。
ウェルテルは南米生れのテノール:フアン・ディエゴ・フローレス。
容貌だけでなく、歌もなんて濃いこと。
シャルロッテへの愛惜、執着といっていいほどの思いが
痛々しいほど切ない。
そのシャルロットはアンナ・ステファニー。
アルベールはアウドゥン・イヴェルセン。
聴いたことのない歌手でしたが、
うたも演技も十全で、
ドラマをつくってゆく。
この美術と衣装、演出、ちょっと違和感があって、
この歌手たちでの演奏会形式のほうがよかったような。
個人的にはこの「ウエルテル」、
第三幕をフランスで勉強したことがあって、
とてもなつかしい。
◆歌劇「ウェルテル」(全4幕) マスネ 作曲
ウェルテル:フアン・ディエゴ・フローレス
シャルロット:アンナ・ステファニー
アルベール:アウドゥン・イヴェルセン
ソフィー:メリッサ・プティ ほか
合 唱:チューリヒ歌劇場 児童・少年合唱団
管弦楽:フィルハーモニア・チューリヒ
指 揮:コルネリウス・マイスター
演 出:タチヤナ・ギュルバカ
収録:2017年4月20・24日 チューリヒ歌劇場(スイス)
◆フアン・ディエゴ・フローレス(イメージ映像・モーツァルト)
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