オペラ「ウエルテル」チューリッヒ歌劇場 @NHK-BS | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

フアン・ディエゴ・フローレス(公式サイトより)

 

 

 

オペラ「ウエルテル」を録画で見る。

ドイツの作家 ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」を

題材にし、マスネーが作曲したオペラ。

 

 

 

 

 

チューリッヒ歌劇場(ウキペディアより)

 



チューリッヒ歌劇場(Das Opernhaus Zürich)は、

1891年に建てられたウィーンの

ヘルマー・ウント・フェルナーにより設計された、

伝統的なオペラハウスの形式の建物で、

オペラハウスとしては小振りの1100席とのこと。

このくらいのオペラ劇場で見てみたい。


舞台に室内、これが一幕から四幕までの美術。

ウェルテルは南米生れのテノール:フアン・ディエゴ・フローレス。

容貌だけでなく、歌もなんて濃いこと。

シャルロッテへの愛惜、執着といっていいほどの思いが

痛々しいほど切ない。

そのシャルロットはアンナ・ステファニー。

アルベールはアウドゥン・イヴェルセン。

聴いたことのない歌手でしたが、

うたも演技も十全で、

 

ドラマをつくってゆく。


この美術と衣装、演出、ちょっと違和感があって、

この歌手たちでの演奏会形式のほうがよかったような。


個人的にはこの「ウエルテル」、

第三幕をフランスで勉強したことがあって、

とてもなつかしい。

 

 

◆歌劇「ウェルテル」(全4幕) マスネ 作曲

ウェルテル:フアン・ディエゴ・フローレス

シャルロット:アンナ・ステファニー

アルベール:アウドゥン・イヴェルセン

ソフィー:メリッサ・プティ ほか


合 唱:チューリヒ歌劇場 児童・少年合唱団

管弦楽:フィルハーモニア・チューリヒ

指 揮:コルネリウス・マイスター

演 出:タチヤナ・ギュルバカ

収録:2017年4月20・24日 チューリヒ歌劇場(スイス)



◆フアン・ディエゴ・フローレス(イメージ映像・モーツァルト)
  https://www.juandiegoflorez.co