「ミュシャ展 <スラヴ叙事詩>」 @国立新美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミュシャ「スラヴ叙事詩」初来日!

この超大作を日本で観ることができる!



数年まえこの連作を知ったものの、

チェコへ行けるか、観ることはできるのか・・・と。

 

 

私が行った日、

行列もなくチケットが購入でき、会場へ。


「スラブ叙事詩」、

圧巻、圧倒的な迫力。

およそ6メートル×8メートル、巨大画面から

ミュシャの祖国への篤い想いがほとばしる。

画からの眼差しに射抜かれる。



全20枚から成る「スラヴ叙事詩」は壁画ではなく

テンペラ技法でカンヴァスに描かれているとか。



近景の細部は近寄って、

中景、遠景は距離をとって、と移動しながら、

ひたすら観る。

 




「ミュシャ展」展覧会の構成はこのように。

1:ミュシャとアール・ヌーヴォー
 
2:世紀末の祝祭

3:独立のための闘い

4:習作と出版物

 

 

http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/alfons-mucha/

 



「アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は

自由と独立を求める闘いを続ける中で、

チェコおよびスラヴ民族の歴史から主題を得た

壮大な絵画の連作を創作することを決意します。

1910年に50歳でチェコに戻ったミュシャは、

翌年、プラハ近郊のズビロフ城にアトリエを構え、

《スラヴ叙事詩》の制作に取り掛かり、

1928年、チェコスロヴァキア独立10周年を祝して、

完成した連作全作品をプラハの見本市宮殿で公開しました」。

『ミュシャ作品集―パリから祖国モラヴィアへ』から引用


6月4日(月)まで。