プッチーニ 作曲
ロサンゼルス・オペラ「ジャンニ・スキッキ」(全1幕)を
録画で観る。
なんといってもプラシド・ドミンゴ。
<バリトン>のドミンゴにも感慨深いものがある・・・
ドミンゴはもう出てきただけで、
あたりの空気が輝き、華やぐ。
まさに登場。
黒のピンストライプのスーツ、黒のシャツ、
このままマフィアのドンになれそうな貫禄。
ツィータが憎々しく、達者。
この演出で驚いたのは最後にツィータに
刺され、スキッキが死ぬ(!?)
死ぬ行く大富豪の黙役がじつに好い味をだしていた。
若い恋人たちは可もなく不可もなく。
演出はウディ・アレン。
リアリズムの白黒を基調とした舞台美術。
<出 演>
ジャンニ・スキッキ:プラシド・ドミンゴ
ラウレッタ:アンドリアーナ・チャッチマン
ツィータ:メレディス・オーワディ
リヌッチョ:アルトゥーロ・チャコン・クルス
ゲラルド:グレッグ・フェダリー ほか
<管弦楽>ロサンゼルス・オペラ管弦楽団
<指 揮>グラント・ガーション
<美術・衣装>サント・ロクアスト
<照 明>ヨーク・ケネディ
<演 出>ウディ・アレン
収録:2015年9月24日、10月3日
ドロシー・チャンドラー・パビリオン(アメリカ・ロサンゼルス)