「萩原朔美の仕事展 vol1」 @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原朔太郎の孫「萩原朔美」、

2016年前橋文学館館長に就任して、一年。

文学館の活動、雰囲気がかわってきている。

 



萩原朔美は

「映像作家」、「エッセイスト」、「写真家」、

「演出家」、「俳優」などの顔を持つ。

これまで制作に携わった映像・雑誌・オブジェとしての本、

写真など展示されて。


「TIME」、林檎の1年間を撮った1974年の作品。



アートブックでは

黒い糸で表紙、本文縫った「文字を縫う」(1978)、

レシートを集めた「レシート」(2015)、

「木」(1987)という本、

など、など。



写真では定点観測。

ご自身の20代と60代、

同じ場所、同じポーズの写真を並べる。

そこから

<時間>がしたたかに浮かび上がる。




A4の版を半分に折ったちらし、

そのイラストのふきだし

「あなたは何者?(笑)」と幼年の朔美。

「何者にもなれず!(泣)」と現在の朔美。




7月2日(日)まで。

観覧無料。