「愛のなかの女性たち展」@高崎市美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

「愛のなかの女性たち」を高崎市美術館で観る。

「母と子と」

「恋人のいる風景」

「愛と死の聖女たち」

で構成された、女性をテーマとする展示。


ムンクの「マドンナ」(木版・リトグラフ)と会ってきた。

タナトスとエロスが交錯するその画面。

死の静寂がひたひたと迫ってくる。

今回、初めて見る国吉康雄「母娘」切実な母の情。

ピカソの「貧しき食卓」、卓抜な描写力で、

殺伐とした若い男女のそれぞれの孤独。

群馬県立近代美術館で観たシャガールの

「ダフニスとクロエ」よりの作品も。


11月18日(金)まで。



◆高崎市美術館のホームページ(画像はなかほどから)
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2016072400011/

「ヘンリー・ムアが終生のテーマとした母子像、

ピカソが若き時代に描いた寄りそう男女の姿、

そして生と死のはざまの愛を象徴化した

エドヴァルト・ムンクの女性像とともに、

山口薫、鶴岡政男、松本忠義など地域ゆかりの

作家たちによる情感あふれる女性像を展示し、

さまざまな国と時代の芸術家たちが生み出した女性をめぐる

 

イメジュリーを紹介します。