「愛のなかの女性たち」を高崎市美術館で観る。
「母と子と」
「恋人のいる風景」
「愛と死の聖女たち」
で構成された、女性をテーマとする展示。
ムンクの「マドンナ」(木版・リトグラフ)と会ってきた。
タナトスとエロスが交錯するその画面。
死の静寂がひたひたと迫ってくる。
今回、初めて見る国吉康雄「母娘」切実な母の情。
ピカソの「貧しき食卓」、卓抜な描写力で、
殺伐とした若い男女のそれぞれの孤独。
群馬県立近代美術館で観たシャガールの
「ダフニスとクロエ」よりの作品も。
11月18日(金)まで。
◆高崎市美術館のホームページ(画像はなかほどから)
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「ヘンリー・ムアが終生のテーマとした母子像、
ピカソが若き時代に描いた寄りそう男女の姿、
そして生と死のはざまの愛を象徴化した
エドヴァルト・ムンクの女性像とともに、
山口薫、鶴岡政男、松本忠義など地域ゆかりの
作家たちによる情感あふれる女性像を展示し、
さまざまな国と時代の芸術家たちが生み出した女性をめぐる
イメジュリーを紹介します。