驟雨・しゅうう | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。










 のど  
咽喉熱し驟雨は北をめざしけり           掌











◆驟雨


夏のにわか雨。

木々の青葉をたたき、

大地にしぶきを上げて急に降ってくる驟雨は、

いさぎよく、また涼を呼んで、

いかにも夏の感じがある。

         森 澄雄『大日本歳時記』より


いまも雨脚は強い。

これは驟雨ではなく台風の雨なのでしょうか?