姫女苑・ひめじょおん | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。











 ひめじょおんあにいもうとの魑魅の匣           掌











◆姫女苑

北米原産のキク科の二年草で、

日本には明治初年に渡来した。

繁殖力が強いので、いまでは全国の野原や道端、

荒地にまで帰化している。

茎は直立して30センチから1・5メートルにもなり、

根元の葉には長柄があって広く大きな鋸歯がある。

夏になるとキクのような白い花をたくさん開く。


季語になっているか、どうか。

三種の歳時記にあたったがみかけない。

『季寄せ 草木花 夏(下)』朝日新聞社版による。