「低音デュオ」松平敬(バリトン・声)&橋本晋哉(チューバ・セルパン) @半蔵門ロゴバ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



低音デュオ



「低音デュオ」を6月24日(金)

半蔵門にあるロゴバで聴いた。

ロゴバは初めて。

さまざまの洒落た椅子が置かれ、

ちょっと他にはない空間。

と思ったら家具のショールーム、とか。

ざっくりとした織りのタピストリーがかかり、

その前が演奏する場。


しぼった音量で流れているのはサティの「家具の音楽」。

あら、お話ししているのは湯山譲二氏と近藤譲氏では。


プログラムは古楽と現代曲を交互に演奏。

◆近藤譲《花橘》

◆ギヨーム・ド・マショー《ご婦人よ、見つめないで下さい》

◆川上統《児童鯨》

◆ヨハンネス・チコーニア《犬は戸外で》

◆湯浅譲二《ジョルジョ・デ・キリコ》


◆『ムジカ・エンキリアディス(音楽の手引書)』より《天の王よ》
 作曲者不詳《聖マグヌス賛歌「気高く、慎ましく」 》

◆中川俊郎 《3つのデュオローグ、7つのモノローグ、31の断片》



バリトン松平「青猫」を5月に聴いて、

今回の「低音デュオ」へ。

チューバをこんな近くで聴くことはないかも。

セルパンは金管楽器でまさに「蛇」。

バリトン・声とチューバ・セルパンという低音による

現代曲がじつに刺激的で、

かつ先鋭的でありながら、

なにか和やかな雰囲気のただよう会場。



◆平河町ミュージックス第39回
  2016年6月24日(金) 19:00開演
会場:ロゴバ ROGOBA DESIGN ON LIFE_Tokyo

低音デュオ【松平敬(バリトン)、橋本晋哉(チューバ)】


◆松平敬 
  http://matsudaira-takashi.jp/


セルパン


◆セルパン 
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3