土筆・つくし | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。












あおはか  
 青墓の土手の土筆と急ぎけり              掌

  












◆ 土筆・つくづくし・つくしんぼ・筆の花

 土筆の袴・土筆野・土筆摘む・土筆あえ


スギナの胞子茎で、摘んで食用にもする。

節ごとに俗に袴といわれる輪生葉をつける・


春の季語。



◆ 青墓(あおはか・おおはか)

青墓宿(あおはかのしゅく)は、

現在の岐阜県大垣市青墓町にあったとされている

古代・中世の東山道の宿駅。


青波賀,奥波賀,遭墓,大墓,青波加,青冢とも書く。


不破関の東側にある宿駅で、

平安時代末期から鎌倉時代に

遊女や傀儡子が多くいたことで知られ、

『梁塵秘抄』などに伝承が遺されている。