あおはか
青墓の土手の土筆と急ぎけり 掌
◆ 土筆・つくづくし・つくしんぼ・筆の花
土筆の袴・土筆野・土筆摘む・土筆あえ
スギナの胞子茎で、摘んで食用にもする。
節ごとに俗に袴といわれる輪生葉をつける・
春の季語。
◆ 青墓(あおはか・おおはか)
青墓宿(あおはかのしゅく)は、
現在の岐阜県大垣市青墓町にあったとされている
古代・中世の東山道の宿駅。
青波賀,奥波賀,遭墓,大墓,青波加,青冢とも書く。
不破関の東側にある宿駅で、
平安時代末期から鎌倉時代に
遊女や傀儡子が多くいたことで知られ、
『梁塵秘抄』などに伝承が遺されている。