草摘む・くさつむ 名を告げよ草摘む乙女みずあさぎ 掌 ◆草摘む・摘草(つみくさ)春の行楽に、竹べらや籠などをたずさえ、蓬・土筆・芹・野蒜(のびる)・嫁菜などの食用野草、またタンポポ・げんげ・菫などの草花を摘み興ずること。 山本健吉 大日本歳時記春の季語。◆もう摘み草も危うくなり、「乙女」も絶滅危惧種(?)でしょうが、言葉だけでも残しておきたいような・・・