ハンブルグで世界初演された
細川俊夫「海、静かな海」の
公開シンポジウムが催される。
参加費無料で、
申込不要とのこと。
http://ameblo.jp/bashouza/entry-12139904254.html
◆2016年3月26日(土) 14:00 ~17:30
◆中央大学後楽園キャンパス6210号室
(東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩5分)
◆「ドイツでオペラをつくるということ
―ハンブルク歌劇場での細川俊夫
《海、静かな海》初演を振り返る」
パネリスト:細川俊夫(作曲家)
柿木伸之(広島市立大学准教授)
佐藤美晴(オペラ演出家)
司会・コーディネーター:森岡実穂(中央大学准教授)
◆ホームページより
●細川俊夫、自作オペラについて語る
――《リアの物語》から《海、静かな海》まで
●細川オペラの制作にかかわった立場から
柿木伸之「細川俊夫の作品に見る
現代の芸術としてのオペラの可能性」
佐藤美晴「ハンブルク歌劇場での新制作 演出の現場から」
2016年1月、ドイツ・ハンブルク州立歌劇場の委嘱により、
作曲:細川俊夫、台本・演出:平田オリザによる
オペラ《海、静かな海》が初演され、大成功をおさめました。
本作品の上演までのプロセス、作品の内容、上演意義などについて、
日本の観客とともに振り返り考えるためのシンポジウムを開催いたします。
パネリストは、作曲者細川俊夫、
演出の平田オリザ氏の演出助手として
今回の制作にかかわってきたオペラ演出家佐藤美晴、
哲学および美学の研究者として芸術と社会の関係を考える中、
ひろしまオペラルネサンスでの
細川作品上演に関わってきた柿木伸之の三氏です。
細川氏自ら、
《海、静かな海》に至るまでのオペラ作曲の軌跡について
映像や資料を通して1時間ほど語っていただきます。
その後、柿木・佐藤両氏の、それぞれの立場からの
細川オペラとのかかわりについてお話をいただき、
最後に討論となります。
本シンポジウムは、現代を代表するオペラ作曲家としての
細川俊夫の進化する全体像をあらためて確認する場となるとともに、
原発事故以降の日本社会をテーマとした《海、静かな海》を通して、
日本とドイツそれぞれでのオペラの立ち位置、
その社会的意義などを考える機会にもなるでしょう。
また、ここでの日本人制作チームの経験から、
今後の日本での新作オペラの制作をよりよいものと
するためのヒントも数多く見つかるはずです。
演劇ほか舞台芸術に関心をお持ちの皆さまの
ご参加をひろくお待ちしております。
主催:中央大学人文科学研究所 チーム「芸術と批評」
共催:東京ドイツ文化センター
後援:早稲田大学総合研究機構 オペラ/音楽劇研究所
聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)音楽研究センター
お問い合わせ:中央大学人文科学研究所
〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1
電話042-674-3270