明日<芭蕉をうたう> @前橋テルサホール | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



蕪村筆 芭蕉





<芭蕉をうたう>

明日になりました。


●2月27日(土)14:00~

  
●前橋テルサ ホール

 
●チケット 1000円


箕作秋吉(みつくりしゅうきち)作曲の
「芭蕉紀行集」を歌います。

一句に一曲、
全十句からなる連作歌曲。

  
メゾソプラノ:山本 掌
  
   ピアノ:中島章恵




   ◆芭蕉紀行集           

野ざらしを心に風のしむ身かな

馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり

海暮れて鴨の声ほのかに白し

冬の日や馬上に凍る影法師

あらたふと青葉若葉の日の光

閑かさや岩にしみ入る蝉の声

荒海や佐渡に横たふ天の河

五月雨の空吹き落せ大井川

菊の香や奈良には古き仏達

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

           
           新潮古典集成『芭蕉文集』『芭蕉句集』