「現代俳句歳時記」現代俳句協会編 (学習研究社刊) | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。


無季


使っている歳時記 その参、
「現代俳句歳時記」現代俳句協会編、2004年、
学習研究社から刊行。
文庫本サイズのハンディな歳時記。

現代俳句歳時記 春



春・夏・秋・冬(新年)・無季(ジュニア)、の五冊でできている。
冬に新年を組み込み、
<無季>で一冊にし、
そのなかにジュニアの俳句も取り上げてある。


夏



じつに特徴的な組み方で、
「従来の歳時記が「立春」を春の初めとして
四季を分けているのに対し、この歳時記が立春を冬に配し、
三月から五月までを<春>としている」と金子兜太が
序文で書いているように、
「現行太陽暦によって培われた生活実感にあわせる」
歳時記となっている。

現代俳句協会の五十周年の記念事業のひとつ。


秋



私の句、
昨日の「猫」「唇」「内臓」「恋」「焚書」が無季の巻に
「春雷」で春に例句として掲載されています。


この歳時記はいまでも本屋さんにありますので、
ご覧になれます。



冬