これはなんのHANA 35? | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

ギガンチウムⅡ



アリウム・ギガンテウム
この葱坊主のような花、
球形で紫色というのがとても特徴的。

6月頃が花季らしいけれど、
7月23日の誕生花とか。


ギガンチウム





「花図鑑」より

アリウム・アリウム・ギガンテウムはユリ科ネギ属の多年草である。
分類体系によってはネギ科とされる。

アリウムはネギの仲間の総称である。
写真のような紅紫色のかなり大きな球状の花をギガンテウムと呼ぶ。
種小名の読み方は「ギガンチウム」とする場合もある。

原産地は中央アジアである。
草丈は1メートルくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は5~6月である。

茎先に、ソフトボール状の散形花序(たくさん枝が出て、
先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色の花をつける。
花序の直径は10センチから20センチくらいある。

ユリ科なので花被片が6枚ある小さな花が集合したものである。
群生していると壮観である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、
種子が散布される果実)である。

属名の Allium はニンニクの古いラテン名である。
種小名の giganteum は「巨大な」という意味である。
学名:Allium giganteum