
「宗像大社 ~神の島・沖ノ島と大社の神宝~国宝展」
を観に出光美術館へ。
あまりこのあたりの展示は見たことがないのだが、
写真家でもある藤原新也写真集「沖の島」から
興味を抱き、
その宗像大社の宝物が展示されるとのことででかけた。
沖ノ島はいまだ女人禁制、禊をし、
さらに気象条件が整わないと上陸もままならない由。
古来、大陸と日本の海上の要衝で、
「海の正倉院」ともいわれるほど文物が納められている。
展示物は古墳時代から始まり、
宗像大社の三女神縁起を書いた貝原益軒の書、
この美術館所蔵の仙涯の画や書。
遠くササン朝の硝子の杯はとろりとした肌合いが美しい。
指輪の金のあざやかさ。
石造の阿吽、唐三彩の瓶、など唐、
朝鮮などなどが並ぶ。
貴重な文物を拝見した。
10月30日まで。
宗像大社展
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html