「宗像大社 国宝展」 @出光美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。


宗像大社


「宗像大社 ~神の島・沖ノ島と大社の神宝~国宝展」
を観に出光美術館へ。

あまりこのあたりの展示は見たことがないのだが、
写真家でもある藤原新也写真集「沖の島」から
興味を抱き、
その宗像大社の宝物が展示されるとのことででかけた。

藤原新也「沖ノ島」



沖ノ島はいまだ女人禁制、禊をし、
さらに気象条件が整わないと上陸もままならない由。
古来、大陸と日本の海上の要衝で、
「海の正倉院」ともいわれるほど文物が納められている。

展示物は古墳時代から始まり、
宗像大社の三女神縁起を書いた貝原益軒の書、
この美術館所蔵の仙涯の画や書。

遠くササン朝の硝子の杯はとろりとした肌合いが美しい。
指輪の金のあざやかさ。

石造の阿吽、唐三彩の瓶、など唐、
朝鮮などなどが並ぶ。

貴重な文物を拝見した。


10月30日まで。


宗像大社展
 http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html