大野和士指揮 リヨン交響楽団 @エクサンプロヴァンス音楽祭 2010年 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



エクサンプロバンス音楽祭 2010年、
大野和士指揮によるリヨンフィルによる
ストラヴィンスキーの曲。
録画を観る。

オーケストラ、クラリネット、声楽による作品。

クラリネット独奏のための三つの小品、
一曲ごとにプログラムにはさまれる。
このプログラムの組み方も興味深い。

おどけた歌
バリモントによる二つの詩、
ねこの子守唄、
四つのロシア農民の歌、
きつね

男性コーラスはロシアの騎馬兵のような衣裳(いかにもロシア・・・汗)、
小編成のオーケストラのまえに
なんと水が張られている(!?)
農民のような衣裳の女たちは水に足をつけたまま歌う。

演奏している舞台後方で、
アクロバティックなダンスが踊られ、
それを映し出す影絵が上演されている。

観たことのないパフォーマンスが繰り広げられるが、
それが音楽を活かしていることに感心しきり。

面白いステージを観た。



◇エクサン・プロバンス音楽祭2010

大野和士指揮
リヨン交響楽団

ストラヴィンスキー作曲

ラグタイム
クラリネット独奏のための三つの小品
おどけた歌
バリモントによる二つの詩
ねこの子守歌
四つのロシア農民の歌
きつね