グルック作曲
「オルフェとエウリディーチェ」を
プレミアム。シアターの録画で観る。
1714年生まれのグルック、今年はグルックイヤー。
この「オルフェとエウリディーチェ」はチェコのクルムロフ城にある
バロック劇場で上演されたもの。
劇場で演奏されたものに映像が組み込まれている。
古いお城の中の劇場に、こぢんまりした舞台に
その時代風のセットが作られている。
中間色を使った衣装や装置。
バレエの振り付けも古色があって典雅。
オーケストラもあの(バッハの肖像でお馴染み)鬘をつけ、
古楽器も使っている(?)よう。
オルフェはカウンターテナー、ベジュン・メータ 。
なんという美声(高音のかがやかしいこと)!
どんな装飾音符も粒立ち、言葉もクリアー。
そして、この濃いお顔(!?)
この声とのギャップが・・・
オルフェオ:カウンターテナー、
エウリディーチェ:ソプラノ、
愛の女神:軽いソプラノで
まさに高音の競演。
この「オルフェとエウリディーチェ」、
日本で上演された初めてのオペラ。
オルフェにはかつてだと、
カストラート(去勢歌手)も歌った役柄。
この映像のようにカウンターテナー、
そしてメゾソプラノが演じる役。
アリア「エウリディーチェを失えり」を歌ったことも。
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◆~1762年ウィーン版による~
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」全3幕 グルック作曲
<出 演>
オルフェオ: ベジュン・メータ
エウリディーチェ: エヴァ・リーバウ
アモーレ: レグラ・ミューレマン
<合 唱>コレギウム・ヴォカーレ1704
<管弦楽>コレギウム1704
<指 揮>ヴァーツラフ・ルークス
<振 付>アンドレア・ミルトネロヴァ
<演 出>オンドジェイ・ハヴェルカ
収録:2013年9、10月 チェスキー・クルムロフ城内バロック劇場(チェコ)