梅雨・つゆ/ばいう | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。








  
 青梅雨や胡椒こぼれしまひるま           掌












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 <梅雨(つゆ・ばいう)・五月雨・青梅雨・空梅雨
  梅雨晴・梅雨寒・梅雨冷・梅雨曇・梅雨空>

六月ころ降り続く長雨をいう。

五月雨は陰暦五月の長雨、梅雨のこと。

青葉の季節なので青梅雨ともいう。

そのころほとんど降らなければ空梅雨である。

梅雨晴は梅雨の間の晴れ間のこと、
あるいは梅雨明けの晴天のこと。


夏の季語。


こうして歳時記の季語を読むごとに
いまの気候のあまりに異なっていることを
まざまざ、と。