前橋「詩の道」 @まえばし散歩 Ⅹ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

広瀬川

              広瀬川


気持ちの良い風にさそわれて、広瀬川へ。
前橋の街中を滔々した流れが心地よい。
柳の枝垂れた枝が水にうつりこみ、
ふれるかのよう。


朔太郎 前橋文学館前の朔太郎像
 
(壁に凭れ掛った不安定な姿勢で顎に
 手をあて思索に耽る象徴的な姿)


この流れに沿って、萩原朔太郎賞の詩碑がある。
萩原朔太郎賞は1993年前橋市市制100年により創設。

その名も「詩の道」。
「うたのみち」と読ませるのがつらい(笑)。


◆歴代の受賞者はこちら。

第1回 谷川俊太郎 『世間知ラズ』
第2回 清水哲男 『夕陽に赤い帆』
第3回 吉原幸子 『発光』
第4回 辻 征夫 『俳諧辻詩集』
第5回 渋沢孝輔 『行き方知れず抄』
第6回 財部鳥子 『烏有の人』
第7回 安藤元雄 『めぐりの歌』
第8回 江代充 『梢にて』
第9回 町田 康 『土間の四十八滝』
第10回 入沢康夫 『遐い宴楽』(とほいうたげ)
 第11回 四元康祐 『噤みの午後』
第12回 平田俊子 『詩七日』
第13回 荒川洋治 『心理』
第14回 松本圭二 『アストロノート』
第15回 伊藤比呂美 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』
 第16回 鈴木志郎康 『声の生地]』
第17回 松浦寿輝 『吃水都市』
第18回 小池 昌代 『コルカタ』
第19回 福間健二  『青い家』
第20回 佐々木幹郎 『明日』
第21回 建畠晢 『死語のレッスン』



朔太郎橋

               朔太郎橋