広瀬川
気持ちの良い風にさそわれて、広瀬川へ。
前橋の街中を滔々した流れが心地よい。
柳の枝垂れた枝が水にうつりこみ、
ふれるかのよう。

(壁に凭れ掛った不安定な姿勢で顎に
手をあて思索に耽る象徴的な姿)
この流れに沿って、萩原朔太郎賞の詩碑がある。
萩原朔太郎賞は1993年前橋市市制100年により創設。
その名も「詩の道」。
「うたのみち」と読ませるのがつらい(笑)。
◆歴代の受賞者はこちら。
第1回 谷川俊太郎 『世間知ラズ』
第2回 清水哲男 『夕陽に赤い帆』
第3回 吉原幸子 『発光』
第4回 辻 征夫 『俳諧辻詩集』
第5回 渋沢孝輔 『行き方知れず抄』
第6回 財部鳥子 『烏有の人』
第7回 安藤元雄 『めぐりの歌』
第8回 江代充 『梢にて』
第9回 町田 康 『土間の四十八滝』
第10回 入沢康夫 『遐い宴楽』(とほいうたげ)
第11回 四元康祐 『噤みの午後』
第12回 平田俊子 『詩七日』
第13回 荒川洋治 『心理』
第14回 松本圭二 『アストロノート』
第15回 伊藤比呂美 『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』
第16回 鈴木志郎康 『声の生地]』
第17回 松浦寿輝 『吃水都市』
第18回 小池 昌代 『コルカタ』
第19回 福間健二 『青い家』
第20回 佐々木幹郎 『明日』
第21回 建畠晢 『死語のレッスン』
朔太郎橋