
兜太師、今日は早めに到着。
次回の題もはやばやと
「梅の実、青梅、、実梅」と黒板に。
今回の題は「水」を2句と自由句。
「水」を季語にした句、
「水面」「水脈」「水鏡」「水餅」など、
バラエティー豊かな句稿。
全75句から、
誰がどの句を選んだか、披講から始める。
高点句から次々と合評。
高崎兜太句会はとても活発。
〆の講評に兜太師。
冴え返る夜の身体水漬くかな
(しんたい)
高崎兜太句会の特徴は
「良い」と選ぶ3句とわかりにくい、
好きだが、みんなに意見をきいてみたいなどという
<問題句>を1句、選ぶこと。
これはその問題句。
◆兜太評
読み方、評に迷う句。
読み方として2つ考えられる。
・冴え返る夜の身体 / 水漬くかな
・冴え返る / 夜の身体水漬くかな
(/は切れる場所)
「冴え返る(春の季語)」と「水漬く」で
しんしんと寒い感じがよく出ている。
これが私の句。
合評に取り上げられなかった全句を
兜太師が講評をして句会終了。