「語りの会 志摩明子さんを偲んで」 @ 横浜にぎわい座 野毛シャーレ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

高橋長英 野口英



「語りの会 志摩明子さんを偲んで」
先週2月1日(土)に横浜にぎわい座 野毛シャーレへ。

志摩さんは横浜ボートシアター創立メンバーであり、
野毛大道芝居のほか多くの演劇の現場を支えた。
私は創作ミュージカル「龍の子太郎」でご一緒し、
声楽のレッスンをしたりした。

にぎわい座では語りの会、往年の大道芝居の面々が
思い思いの扮装でお出迎え。
小説家山崎洋子さんも鮮やかな緑のヘアーで参加して。

満員のお客様だが、
しっとりとした穏やかな雰囲気。
伴侶である野口英さんの挨拶から始る。

「江戸の夢」、
登場人物がくっきりと立ち上がり、
しみじみとした余韻を残す。
志摩さんと野口さんで聴きたかった・・・

「一会の雪」
高橋長英さんの良い声、語りで
竹に魅入られた一途な男がじつに見事。

声の、言葉のおりなす<語り>を聴いた。


演目は
「晴れた空の下で 江國香織 作」野口 英  畑板智保
           … 妻に先立たれた老人の 危うくも幸せな日常

「江戸の夢 宇野信夫 作」 野口 英  小関博美
           … わかり合えない親子の出会いを描く 新作落語人情噺


「一会の雪 佐江衆一 作」 高橋長英 増田美穂
           … 江戸の竹細工職人と 彼を思う女たちの物語

     

演奏  入野智江 足本みよ子 橘 政愛


◆「語りの会 志摩明子さんを偲んで」のホームページ
 http://shima-katari.net/index.html
 (チラシの一番上の公演情報などをクリック)

◆志摩明子アルバム
 http://shima-katari.net/pg33.html