「語りの会 志摩明子さんを偲んで」
先週2月1日(土)に横浜にぎわい座 野毛シャーレへ。
志摩さんは横浜ボートシアター創立メンバーであり、
野毛大道芝居のほか多くの演劇の現場を支えた。
私は創作ミュージカル「龍の子太郎」でご一緒し、
声楽のレッスンをしたりした。
にぎわい座では語りの会、往年の大道芝居の面々が
思い思いの扮装でお出迎え。
小説家山崎洋子さんも鮮やかな緑のヘアーで参加して。
満員のお客様だが、
しっとりとした穏やかな雰囲気。
伴侶である野口英さんの挨拶から始る。
「江戸の夢」、
登場人物がくっきりと立ち上がり、
しみじみとした余韻を残す。
志摩さんと野口さんで聴きたかった・・・
「一会の雪」
高橋長英さんの良い声、語りで
竹に魅入られた一途な男がじつに見事。
声の、言葉のおりなす<語り>を聴いた。
演目は
「晴れた空の下で 江國香織 作」野口 英 畑板智保
… 妻に先立たれた老人の 危うくも幸せな日常
「江戸の夢 宇野信夫 作」 野口 英 小関博美
… わかり合えない親子の出会いを描く 新作落語人情噺
「一会の雪 佐江衆一 作」 高橋長英 増田美穂
… 江戸の竹細工職人と 彼を思う女たちの物語
演奏 入野智江 足本みよ子 橘 政愛
◆「語りの会 志摩明子さんを偲んで」のホームページ
http://shima-katari.net/index.html
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◆志摩明子アルバム
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