これは<パンの木>。
あの『ロビンソン・クルーソー漂流記』に
でてくるのもこの樹木、とか。
以下はウキペディア
ポリネシア原産。木は高さ15mほどに成長し、
葉は大きく7-9裂の掌状。雌雄異花。
葉が大きく、よく茂ることから、
熱帯地方では日陰樹として公園や庭園、
また街路樹として植えられる。
18世紀末にイギリスのウィリアム・ブライによって、
黒人奴隷の食料として西インド諸島に導入された。
現在でもジャマイカでは食されている。
パンの実
果実は黄色~黄褐色で直径10-30cm。
枝先に2-3個ずつ着生し、
成木からは年間50-200個が得られる。
果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、
あるいは薄切りにして焼いて食べられる。
火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵する。
味はサツマイモに似ているとされる。
果肉を葉で包んで土に埋め、
発酵させてから食用にもする。
これによって長期保存が可能となる。
繁殖は種または分根により、
定植後4-8年で結実する。