これはなんのHANA? 18 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。



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ご存知でしょうか?

その名も「猫のひげ」!?


かつて有吉佐和子さんが

ご自宅でお茶の会を催し、

その後「句会をしましょうよ」ということで、

お軸を架け替え漱石筆の書、

それにあわせお花は「猫のひげ」に

活けかえたとか。


探してみました。これです。

まさに「猫のひげ」。


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猫の髭(ネコノヒゲ)はシソ科ネコノヒゲ属の多年草である。

原産地はインドから東南アジアにかけた一帯である。

寒さに弱いので園芸上は一年草扱いをされる。


和名は英名のキャッツウィスカー(cat's whiskers)からきている。

唇形の花の間から伸びる白くて長い

雄しべと雌しべを猫の髭に見立てたものである。


草丈は30センチから100センチくらいである。

茎の断面は四角形で、直立をする。

葉は卵形ないし三角形で、向かい合って生える(対生)。

葉の先は鋭く尖り、表面はやや波打つ。


開花時期は6月から11月くらいである。

茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、

たくさんの花が下から上へと咲き上る。


花の色は白が一般的だが、淡い紫色のものもある。

花の後にできる実は細長い小堅果である。

マレー語のクミスクチンの名でも流通している。

乾燥させたものは、

利尿剤や血圧降下剤として利用される。

属名の Orthosiphon は、

ギリシャ語の「ortho(真っ直ぐ)+siphon(パイプ)」からきている。

種小名の aristatus は「芒(のぎ)のある」という意味である。

          「花図鑑」より



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