春眠・しゅんみん 野の猫の春の眠りのひたすらに 掌 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <春眠・春睡(しゅんすい)・春の夢・朝寝>中国・唐の孟浩然の「春暁」という詩に 春眠暁を覚えず 処処啼鳥(しょしょていてう)を聞くとあるように、春の眠りは快く、つい朝寝をしてしまう。春の夢は甘美であるが、『平家物語』に「おごれるものは久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」とあるように、はかなきもののたとえとしてよく使われた。春の季語。