「島」という兼題 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。










   銀木犀父の着なれし泥大島        掌









   

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 兼題というのは、

《兼日(けんじつ)の題の意から》歌会・句会などで、

題 をあらかじめ出しておいて作るもの。

また、その題。⇔席題。




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木犀・銀木犀・金木犀・木犀の花

薄黄木犀(うすぎもくせい)・木犀の香


モクセイ科の常緑小高木、中国原産。

九月から十月にかけて、

芳香のある小花をつける。


花が橙黄色のものをキンモクセイ、

淡黄色のものをウスギモクセイ、

白色のものをギンモクセイという。


秋の季語。




もう「冬」、ともおもいますが、

まだしばし「秋」の名残を。