金子兜太主宰「海程」創刊50周年記念大会 @京王プラザホテル | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。


5月27日(日)

全国各地、北海道から沖縄、アメリカやハワイから

350人以上の同人・会友が集まり、壮観。

そこここで挨拶がかわされる。


総会、午後1時より、

主宰金子兜太の挨拶、など。

「海程」創刊は1962年、兜太42歳。

同人誌として始められ、

主宰制となったのは1986年66歳の由。

わたしが参加したのはその後になる。


各賞の授賞式、新同人紹介など。


祝賀会はさらに出席者が増える。

俳句(現代俳句協会・俳人協会・伝統俳句協会)をはじめとするたくさんの俳人、

作家の嵐山光三郎、写真家の浅井慎平、役者の小沢昭一など

多彩な来賓の方々おられた。500名(!?)くらいとのこと。


戦地トラック島での西澤実(94歳)の乾杯から始まる。

たくさん方々の祝辞で、会の進行も押せ押せに。

短い時間でもそれぞれに個性がでる。


俳人宇多喜代子前現代俳句協会会長の貫禄。


歌人の馬場あき子、白地に墨絵の着物で歯切れよく、

「<荒凡夫>は一茶の言であるが、すでに兜太のものになっており、

いかなる句でも下五に<荒凡夫>とおくと兜太の句になる」と。


役者の小澤昭一は「みなさま、万歳三唱を!」

と隅々にまで気をくばり、会場は一気になごむ。


女優の吉行和子、富士真奈美は華やか。


各テーブル10名での着席のスタイルで中華が供される。


アトラクションは「海程」恒例、
金子千侍社中による「秩父音頭」が にぎにぎしく。

金子兜太の祖父が「秩父音頭」の歌や踊りを

いまの形にし、実弟で医者の千侍が継いでいる。

以前は兜太も踊りの輪に参加していた。


大会は盛会にて修了。


28日(月)
記念俳句大会。

さらに希望者は福島吟行。