百椿図 ~椿をめぐる文雅の世界~ @根津美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

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<椿>の画を見に根津美術館へ。

百椿図という絵巻に書かれたさまざまな椿。
花器や文箱に添えられたり、
きれいな料紙のうえ、籠の中、塵取りのうえ、
さらには聖護院大根にまで。

江戸期に爆発的な人気を誇ったという椿。
現在にはない種類もあるとのこと。
江戸のボタニカルアートといった趣。


他に初釜のしつらえ。
青磁の青のとろりとした肌合いが
なんともいえない。

冬のお庭にふさわしく、
さきに降った雪がそこかしこに残っているのも
風情があってなかなかなもの。


この展示は2月12日(日)まで。