百椿図 ~椿をめぐる文雅の世界~ @根津美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」 俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ
<椿>の画を見に根津美術館へ。
百椿図という絵巻に書かれたさまざまな椿。
花器や文箱に添えられたり、
きれいな料紙のうえ、籠の中、塵取りのうえ、
さらには聖護院大根にまで。
江戸期に爆発的な人気を誇ったという椿。
現在にはない種類もあるとのこと。
江戸のボタニカルアートといった趣。
他に初釜のしつらえ。
青磁の青のとろりとした肌合いが
なんともいえない。
冬のお庭にふさわしく、
さきに降った雪がそこかしこに残っているのも
風情があってなかなかなもの。
この展示は2月12日(日)まで。

