「アニマル・ライフ」 朝倉文雄と動物たち  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

「アニマル・ライフ」 朝倉文雄と動物たち 

●高崎市美術館

● 2011年11月20日(日)~2012年1月29日(日)


高崎市美術館は高崎駅西口で徒歩5分くらい。
以前紹介した井上房一郎邸に庭から行くことができる。

朝倉文雄の<猫>をメインに
犬、ライオンたちがいる。
代表作ともいわれる「墓守」など40点ほど。

愛してやまなかったという猫、伸びをする、母子、仔猫の群れ、
獲物に狙いをつけている猫などなど。

筋肉の動きや骨格はとてもブロンズとは思えない。
その猫(こ)の表情や性格はむろんのこと、
躍動感が素晴らしい。撫でたくなる♪

床に寝そべっている犬など、
そんな倦怠感がなんともいとおしい。

「墓守」、息をのむ。
風雪に耐え、ふかく刻まれた皺のひとつひとつ、
着物のしたにあるしっかりとした骨格
「人生」を刻んでいる。


木彫に彩色の下山直紀「way」、
三輪途道「母乳と私」。


永井一正のポスターが一室に。
実に切れのいい造形。
永井をこんなにたくさん見られるとは。


同時開催の孔版画「福井良之助」。
孔版画がこのように多彩な表現ができるものか、と。
「少女像」に惹かれる。



作品の画像はこちらから、どうぞ。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/art/ten1104.htm

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