●高崎市美術館
● 2011年11月20日(日)~2012年1月29日(日)
高崎市美術館は高崎駅西口で徒歩5分くらい。
以前紹介した井上房一郎邸に庭から行くことができる。
朝倉文雄の<猫>をメインに
犬、ライオンたちがいる。
代表作ともいわれる「墓守」など40点ほど。
愛してやまなかったという猫、伸びをする、母子、仔猫の群れ、
獲物に狙いをつけている猫などなど。
筋肉の動きや骨格はとてもブロンズとは思えない。
その猫(こ)の表情や性格はむろんのこと、
躍動感が素晴らしい。撫でたくなる♪
床に寝そべっている犬など、
そんな倦怠感がなんともいとおしい。
「墓守」、息をのむ。
風雪に耐え、ふかく刻まれた皺のひとつひとつ、
着物のしたにあるしっかりとした骨格
「人生」を刻んでいる。
木彫に彩色の下山直紀「way」、
三輪途道「母乳と私」。
永井一正のポスターが一室に。
実に切れのいい造形。
永井をこんなにたくさん見られるとは。
同時開催の孔版画「福井良之助」。
孔版画がこのように多彩な表現ができるものか、と。
「少女像」に惹かれる。
作品の画像はこちらから、どうぞ。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/art/ten1104.htm

