高崎演奏家協会 第31回定期演奏会 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

高崎演奏家協会・定期公演、
今年31回となります。

高崎演奏家協会は名前のとおり演奏家の集まり。
月に一度の研究会、年に一度の定期演奏会を催しています。

群馬交響楽団のメンバーも多く、
他で聞けないアンサンブルが特徴です。
今回もコントラバス三重奏や七重奏曲などが上演されます。

山本 掌は橋本国彦作曲の「舞」を歌います。
演奏されることの希な「舞」。
お聴きいただけたらとお知らせを。

あわただしくなる年の瀬のまえに、
ゆったりとした時間を、どうぞ。



●12月5日(月) 会場 18:30 開演 19:00

●高崎シティギャラリー コアホール

●全席自由 1500円・学生500円
 


「舞」

詩人の深尾須磨子が六代目菊五郎の「京鹿子娘道成寺」を
見たときの感動をいっきに書き上げた散文詩。

橋本はこの詩から、日本語が持つ表現力を、
歌と語りとを絶妙に組み合わせる事により、
それまでにまったく例のない新しい形式の、
演奏時間10分にも及ぶ歌曲を創造した。

「舞」は伝統邦楽のさまざまな
要素と前衛手法を融合した
きわめてドラマティックな大曲である。