今回はART治療編③、EMMA/ALICE検査についてお話します!
前回、ERA(ART治療編②:https://ameblo.jp/bashamichi-lc/entry-12450194810.html?frm=theme
)についてお話しましたが、このERAの検査と一緒にできる検査になります。
※ERAは子宮内膜の着床できるタイミングを調べる検査です。
EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム検査)は、子宮内の細菌環境が妊娠に最適な状態であるか、子宮全体の細菌の状態に関する検査になります
ALICE(感染性子宮内膜炎細菌検査)は、慢性子宮内膜炎を引き起こす可能性のある細菌を検出する検査です
(EMMA検査とALICE検査で二つに分けて書きましたが、EMMAの検査の中にALICEの検査が含まれています。)
EMMA/ALICEの検査は体外受精される患者様だけでなく、妊娠を希望される女性全ての方に適応で、
EMMA検査によって子宮内膜の細菌環境を調べ、子宮内の環境を整えることにより着床しやすい状態にします
正常な子宮内膜には乳酸菌(ラクトバチルス菌)が豊富です
このラクトバチルス菌の割合が高いグループと低いグループとでは、着床・妊娠率に差がある事が発表されています。
特にこの検査を推奨するのは反復着床不全の患者様です。
胚の状態も良い、内膜も厚い。なのに妊娠に繋がらない。もちろん原因はさまざまですが
もしかしたら子宮に悪い細菌がたくさんいたり、子宮内膜炎を起こしている場合などがあり、それが原因でなかなか妊娠できていないのかもしれないです
最初にERAと一緒にできる検査とお話ししましたが、ERAを希望されずこのEMMA/ALICEの検査のみ施行することも可能です
なので、EMMA/ALICEの検査によってタイミング法、AIHなどで治療されている方も、検査をして子宮内の環境が整えることで妊娠へと繋がる可能性も十分にあります
当院では検査後、結果に応じて、検査会社で推奨しているサプリメントなどをご案内させていただきます
EMAMA/ALICE検査について詳しくお話聞きたい方、施行されたい方はお気軽にスタッフにお声かけください
さてさて、ジネコ主催の妊活セミナーin横浜が今週の土曜日(9/7)と迫ってきました!!
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(https://ameblo.jp/bashamichi-lc/entry-12485546930.html?frm=theme)