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仙台帰省レポートの続きです
あの東日本大震災発生から5ヶ月が経過しました。
今回は震災発生後、初めての帰省となったわけですが
相方の実家も今月に入ってようやく家のメンテナンスがおおまかに終了しました。
壁や屋根の損傷がひどく、のまわりの塀も修理してとってもキレイになっておりました。
あんまりキレイになっていたので、今回訪れたときにワタクシは思わず家の前を通り過ぎて
お隣のお宅の前にを停めてしまいました
実家は既に築40年近く。。。
幸いにして、数年前から何度かに分けてリフォームをしていたので
大規模な崩壊は避けることができたようでした。
お隣も裏のお宅もすべて全壊の被害にあい、周辺のお宅の方々は他に場所へ引越してしまいました。
お隣さんは全壊↓
まもなく取り壊されるようです
道路も今だ、ところどころにひび割れがありました。
ご近所をお散歩していても
壊れてしまって住めなくなっているお宅がナント多いことか・・・
最寄のから実家へ向かう国道沿いの大型店舗も随分と閉めているところも多かった・・・。
実家近くにあった天然温泉施設もお湯がでなくなったらしく
すっかりなにもなくなっていて驚きました
そして実家からクルマを走らせること約20分。
津波に襲われた若林区の海岸付近へ行ってみました
この道路仙台東部道路が防波堤となって津波を止めたのです。
報道されていた通り、この仙台東部道路を超えると 驚くほど景色は一転・・・
遠目に見ると家の型は残っていても根こそぎ波の力で中身をさらわれています。
のナビで見るとこの辺は案外新しそうな住宅街でしたが、
信号もコンビニもガソリンスタンドさえも破壊されておりました。
さすがに5ヶ月が経過して瓦礫は撤去され
海岸沿いには、見上げるほど高く積まれた大きな瓦礫の山をいくつもあり、
見慣れぬ異様な景色が。。。
表札のついた住宅の門と土台だけが残った廃墟が広がり、
何もないのでやたら見通しのよい広い広い荒野に
ポツンポツンと真新しい墓石だけがやけに目立っておりました。
ちょうど一年前 に虎太郎君一家 とBBQをした海岸公園冒険広場 へ行ってみると・・・
もちろんここも津波の被害を最大に受けており、現在も閉鎖中。
1年前に冒険広場の展望台から撮影した太平洋↓↓
こんな穏やかそうな海は、3月11日に15mもの津波となって襲ってきたのだ。
人の姿はまばらで・・・このあたりで普通に暮らしていた人々はどうしているのでしょう・・・
本当に胸が痛みます。
信じ難い目の前の光景を目の当たりにして
自分に出来ることは何か
どうすべきか を考えてみましたが今だちゃんとした答えはみつかっていません。
当たり前のことですが
復興まではまだまだたくさんのパワーが要ります。
本当に小さな力ですが、
自分なりに出来ることを東北のため、日本のためにできたらいいな・・・と思います。
改めて犠牲になられた方々のご冥福と、一日も早い東北の復興をお祈りします。
長々綴ってまいりました仙台レポもこれにて終了となります。
最後までお読みいただいてありがとうございました
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