主治医との信頼関係と私のピルケースコレクション② | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

私のバセドウ病は服薬を開始しても、反応がとてもゆっくりしたものでした。

 

甲状腺刺激ホルモンTSHにも、甲状腺ホルモンにもなかなか変化が現れず・・・そんな矢先に私はメルカゾールを何錠か飲み忘れてしまったのです。

 

それ以来、前回のブログに載せたような1週間分の内服薬を整理できるピルケースを活用することで飲み忘れることはなくなりました。ところが、いつまでたってもTSHは上昇する気配は見られず、TSH0.01μIU/ml未満の状況が9ケ月近く続きました。

 

ある時、主治医は「何錠くらい残っていますか?」と私に聞きました。

 

私ははっとしました。

 

©Acco MUKAWA バセドウ病の治療と主治医との信頼関係について

これは磁器のピルケースです。Villeroy & Bochというドイツの磁器メーカーのものです。置物としても可愛いですし、癒されます。

 

主治医としては「きちんと服薬をしているか」の確認と、「残っている薬は差し引いて処方しよう」という機械的・事務的な意図のための一言だったと思います。

 

少し落ち込んでいた当時の私にとっては、がつんと来る一言でした。私がこれまでにメルカゾールを何錠か飲み忘れたことで、「症状に変化がないのはメルカゾールを服用していないからではないか」と思われたのかと・・・。「私、信用されていないのかな」と・・・。

 

もっとも、そういう状況も想定して、さりげなく確認作業をして下さるのは、とてもありがたいですし大切なことだと思います。今となってはそう思えるものの、当時の私は・・・。

 

バセドウ病による心の変化はとてもナイーブなものですね。そうは言っても、この確認作業が必要な状況を生み出してしまったのは私自身です。

©Acco MUKAWA メルカゾールを飲み忘れると

フランス大学院留学時代に蚤の市で見つけたアンティークのシェル型ケースです。もともとはバターケースですが、ピルケースにもぴったり。

 

治療開始9ケ月を過ぎた頃から少しずつTSHが上昇し、一度低下症の域を経て、今ではTSHは正常域内に入っています。

 

これからもまだまだメルカゾールの服用は続きそうです。

 

内服に慣れ過ぎると、かえって飲んだか飲んでないのか、ふと忘れてしまうこともあります。

 

そうかといって、考えすぎれば先の見えない治療に不安になることもあります。

 

©Acco MUKAWA メルカゾールを飲み忘れないために

30年近く前にアジアの雑貨屋さんで購入した小物入です。小物を入れるには小さいのですが、ピルケースにはぴったりです。前回のブログに載せた猫の小物入れにテイスト似ていますね。

 

服用を忘れずに、でも、自分がバセドウ病に染まってしまわない様に過ごすために、色々な工夫を考えています。

 

ピルケースの工夫はそんな思いの1つです。