フランスで予防栄養学のプロジェクトを動かしていた時のこと。
↓私のリサーチ先のこと。
https://ameblo.jp/basejo/entry-12463904306.html
ランチタイムが一段落し、多くの従業員がカフェコーナーに移動し、食後のエスプレッソを飲んでいた時のこと。私もカフェコーナーに先回りし、従業員から食生活や健康上の気になる点、その他のことにについてレクチャーしつつ、カフェコーナーの片付けを手伝っていました。
段々ショーケースが空いてきたので、片付けをしやすいようにお手伝いをしようと思いたち、余計なことをしてしまいました。
チキンとハムのパニーニのトレーをひとまとめにした瞬間。
アラブ系のスタッフから私は「やめて!!」と、突然どなりつけられました。(実際には、怒った時に彼らが発する言葉は、もっと過激なスラングです。)チキンとハムのトレーをまとめたのは、彼らの宗教観からするとNGでした。即座に謝り、元通りにしました。
それにしても、これまで穏やかに楽しく会話をする仲だったので、あまりの豹変ぶりに本当に驚いてしまいました。
よくよく考えてみると、怒りは私に対してではなかったんです。虫の居所の悪い理由は別のところにありました。
その日の彼女はひどくお腹が空いていたのです。
性格は人の身体の中も反映します。血糖値の乱高下は心を、性格を、乱すことがあります。前述の様に怒りが抑えられないのも血糖値が原因のこともよくあります。
彼女はその日もいつも通り働いていましたが、断食中で日中に何も食べていなかったでしょう。そんな中で食事を提供する仕事はストレスがとてもたまってしまうでしょう。そして、日が沈んで食事を始める前に、まずは血糖値を上げるための甘いものをたっぷりと口にするでしょう。
フランスには様々な宗教、食文化の方が共存していました。それぞれの背景を考慮することも、予防栄養学における大切な視点だということを学びました。
血糖値の乱高下は多くの病気のリスクを高めてしまいます。既に何かの病気やケガの治療をしている方は、治療にも悪影響を与えます。
血糖異常を指摘されてなくても、血糖値を穏やかに保つことはとっても大切です。
