症状は悪くなっても良くなっても不調を感じる? | 甲状腺と予防栄養学の管理栄養士Acco MUKAWAの「栄養カルテ」

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バセドウ病・橋本病のダイエットと体質改善のための食事療法

甲状腺疾患は全身に影響を与えるので、受診歴が長くなってくると、ご自身の体調から現在の甲状腺ホルモンのバランスがある程度予想できるときがあります。

 

©Acco MUKAWA 症状が良くなっても悪くなっても不調を感じる? 写真はイメージ photo Alexas_Fotos,Pixabay

 

そのような訳で、体調の変化をメモしておくと後々役に立つことがよくあります。

 

 

8月以来、2カ月ぶりのバセドウ病通院dayでした。

 

「現在の症状は落ち着いていているので、このままメルカゾール1錠を継続しながら様子を見てみましょう」とのことでした。

 

病院に行く前に、自身のこれまでのメモを見て改めて思ったこと。

 

「症状が良くなっても不調を感じることがある。」

 

体調が悪くなれば不調を感じるのは当然ですが、良くなっても不調を感じることがあるのです。

 

この原因の1つは甲状腺ホルモン、そこから連鎖するホルモンのバランスと、それに伴う身体の様々な仕組みの変化にあるのでしょう。変化があれば「あれ?今までと何かが違う」と、違和感を感じます。

 

この違和感を早めに解消し、「新しい身体を自分のものにしていく(つまり、改善された体質を維持する)」のもバランスの良い食事の仕事です。