こんにちわ。トーです。
今週末から『東京都知事杯第2回東京都女子学童軟式野球大会エリエールトーナメント』が開幕します。
大王製紙株式会社が特別協賛企業となり、乙女の熱き戦いが開幕します。
我が家の長女も、今年から大田区選抜チームにお世話になるそうで。
チームを掛けもつなんてできるんだろうか・・・?
と少々心配しておりますが、女子の公式戦は遠方が多いので、家族でサポートしてやろうと思います。
ニュースで大々的に取り上げられているためご存じの方も多いと思いますが、『統一球の仕様変更』という問題に対して語らせて頂きます。
実は、軟球においても、品質における問題が顕在化した時期がありました。
■隠ぺい
今年からプロ野球で使用されるボールが飛ぶようになったと言われていました。
日本野球機構(以下、NPB)の加藤コミッショナー、統一球を製造するミズノ共々一貫して否定していましたが、実際には仕様を変えていたということです。
NPBの下田事務局長は次のように発言しています。
----
反発係数には幅があり、昨年までの検査で下限の基準よりも低い球が目立っていたため、製造しているミズノ社に昨夏に修正を指示した
----
新基準のボールは、12球団各チームに知らせずに今季開幕から使用していたそうです。
紅白戦でもオープン戦では、旧仕様の統一球を使用していました。
仕様を変更する際、NPBはミスを犯しました。
①製造元のミズノに対し、問合せがあっても「全く変わっていない」と答えるよう指示していたこと
②主要12球団に通達なく変更したこと
③開幕から新統一球を仕様したこと
本来は、シーズン終了前に12球団へ通達を行い、サンプル球を紅白戦やオープン戦から使えるようにしていればここまでの炎上はなかったかもしれません。
■なぜ、通達せずに使用したのでしょうか?
第一の問題は、公式球の扱いがNPBに一任されているということ。
捉え方によっては、通達の義務はないも言えます。
ゆえに、下田事務局長は12球団には報告せず、加藤コミッショナーと相談しながら対応してきたという話です。
また、2011年に統一球が導入され、下限を下回るボールがあったという事実も認めています。
『飛ばないボールの中に、より飛ばないボール』があったということです。
今回の基準値変更は下限を下回らないようにというNPBの配慮があったのかもしれません。
■規定値変更の影響
プロ野球は、商業野球です。
その勝敗によって、新たなファンの獲得や離脱、来場者が変動します。
選手は、成績により給与が大きく変わります。
飛ぶようになったことで、長打が増えて野球が面白くなるとは思うものの投手としては死活問題です。
旧統一球の基準は『0・4134~0・4374』でした。
今年からは目標を『0・4150~0・4160』に変更したそうです。
ミズノによると、0・001変わることでボールの飛距離は約20センチ変わるそうです。つまり、今までの統一球の飛距離幅は、約4.8mとなります。
グラウンドの両翼を100mとした場合、規定値の中でも飛ぶボールを使用した場合は飛距離が4.8%改善されます。
■今期プロ野球への影響
プロ野球では今季、過去2年に比べて本塁打数が増加しています。
現在の本塁打数を単純に当てはめると12球団で年間1297本塁打となるペースになります。これは昨季の881本から47%も増える計算になります。
投手で出来高契約を結んでいる選手は、『+出来高』が獲得できなくなる可能性もあります。
■実は軟球でもあった?
一時期、ボールの刻印が薄まり、縫い目のエッジも丸く、合わせ目がはっきりとわかるボールが流通していました。
学童野球など、公式戦で使用されるボールです。
2011年3月11日、東日本を未曾有の大震災が襲いました。
本来であれば、定期的に変える軟球製造の型も、実はこの震災により型を作る会社が被害を受けていました。
新しい型が準備できない状態だったのです。
メーカーが取った手段は、『品質基準を下げること』だったのです。
勿論、我々消費者への通達はありません。
もしかしたら、誰も気付かずに使われていたかもしれません。
「モノづくり日本」として、品質を下げることは相当の決断だったと思います。
流通を最優先にしたのでしょう。
ただ、気付かれなければいいというのは、今回のNPBと同じですね。
その点だけは残念に思います。
※現在は、品質基準も戻り、きちんとしたボールが流通していますのでご安心を。
こんにちわ。トーです。
くりくり選手権大会を掛けた連盟主催リーグ戦も決勝トーナメント。
鬼門である初戦を勝ち抜け今日が準決勝。
一つ勝てば勢いに乗れるのはわかっていながらも、その一つが勝てなかった去年。
今年は、無事に準決勝までコマを進めることができました。
さて、準決勝の結果です。
1|2|3|4|5|6|7|計
相手 0|0|0|0|0|0|0|0
自軍 1|0|0|0|0|2|X|3
初回オモテ
三者凡退で無難な立ち上がり。
初回ウラ
先頭バッターがボテボテ内野安打。
盗塁絡めて、相手のミスで1点を先制
二回以降毎回ランナーを背負う展開も、No.1が崩れずゼロ行進。
六回ウラ
ラッキーな振り逃げに加え、盗塁。
次バッター空振り三振も捕手のワンバウンドボール捕球に相手ベンチ含め気付かずに未送球。
バッターランナーは速やかに走塁しているため、1-3塁。
盗塁で2-3塁にして、巧攻にて2点を追加。
ここを勝たねば何もない試合で、No.1が踏ん張りました。
ピッチャーが粘れなければ、打線が助ける。
打線が打てなければ、ピッチャーが助ける。
互いを助け合うことの大切さが、大一番を前に発揮されました。
チームワークに関して言えば、初春から大きな成長を遂げています。
リーグ戦で一度もゼロ封ができなかったのに、
準々決勝で5点も取られたのに、
ここでの完封という結果は、選手たちの成長を大きく感じられる結果です。
さらにこの1勝は、閉会式で全員が前に出てメダルをもらえる権利を獲得したことを意味します。
あとはメダルの色です。
昨年の監督から息子の最後の1年を共に戦うと決め、六年に残った今年。
今年はチャンスと語った初春。
厳しい練習、打てない、悔しくて泣きながら頑張った選手たち。
春のチャレンジは最高のシナリオで締めくくりたいと思います。
少年少女が白球を追いかける先には、様々なドラマがあります。
現在大会期間中の「大田区城南少年軟式野球連盟春季大会」は、夏に行われる「毎日新聞社杯くりくり少年野球選手権大会」出場を掛けた熱き戦いです。
以下は、直近三年の出場チームです。
※()内は準優勝
平成24年度(2012年)六郷ペガサス(レッドローズ)
平成23年度(2011年)出雲ライオンズ(六郷ペガサス)
平成22年度(2010年)出雲ライオンズ(フレール)
出場チーム決定トーナメント(通称決勝T)を勝ち抜くためには、実力も去ることながら運も必要です。
ただ、ブロック戦を戦いながら、決勝T進出が見えてくると、初戦がどのブロックの何位のチームかが分かるため、対戦相手を想定して戦略を練った勝ち上がり方があることも事実。
全戦を全力で戦い、決勝T進出を決めるチームや決勝Tを確定とさせ、2位を狙うチームと戦略は様々。
そんな中、今年度のブロック戦で最後まで決まらないという緊張の展開がありました。
先日このブログでも書いたCブロックのこと。
5/19終了時点で、
・東京ウイングA 得点16/失点15(得失点差 +1)残2試合
・糀谷イーグルス 得点0/失点10(得失点差 -10)残2試合
・ゼットタイガーA 得点15/失点6(得失点差 +9)残1試合
という状況でした。
東京ウイングAは、5/25-26に行われた残2試合を勝ち6勝1敗を確定。
決勝T進出の行方は6/1に行われる
糀谷イーグルスAvsゼットタイガーAの直接対決と
糀谷イーグルスAvsレッドローズAの結果によって確定する展開になりました。
■糀谷イーグルスAvsゼットタイガーA
ゼットタイガーAが1点先制し、試合はそのまま後半へ。
制限時間いっぱいで最終回裏となる糀谷イーグルスAの最後の攻撃。
サヨナラで勝てば、糀谷イーグルスは決勝Tにリーチ。
片やゼットタイガーAは、負けてもスコア上は最大でも失点4となるため1位は確定。
場数の多いゼットタイガーAとは言え、緊張の展開からか、2アウト満塁に。
バッターは主砲。
カウント3ボール2ストライク。
主砲が放った打球は外野を転々とし、劇的なサヨナラ満塁ホームランで
4-1のスコアで糀谷イーグルスAが勝利。
■糀谷イーグルスAvsレッドローズA
糀谷イーグルスAはダブルヘッダー2試合目、勝てば決勝T進出を確定させる試合に前戦同様に背番号1を投入。
序盤から制球に苦しみ、四死球で出したランナーを長打で返され、0-11のビハインドで5回の攻撃へ。
レッドローズA背番号1は、制球を乱し死球から満塁のピンチを迎え1アウト満塁から押し出しで1-11。
ここからレフトフライで2アウト満塁。
試合時間は残り1分。
逆転するなら、まずは7点差コールドを逃れるためにあと4点が必要。
実質最後のチャンス・・・。
しかし、最後のバッターも倒れコールド負け。
この結果、ゼットタイガーA(1位)、東京ウイングA(2位)が確定。
大田区大会準優勝の糀谷イーグルスAがブロック戦で姿を消すことになりました。
小学生の試合は何が起こるか分かりません。
もしかしたら、ダブルヘッダーではなく別日程で試合をしていれば違った結果かもしれません。
勝って様々な上部大会に出るもよし。
ただ、その中で戦力向上をし、心の鍛錬をしてきたチームが本当の勝者になります。
自身も経験した「・・・だったら」や「・・・ならば」のたらればは、敗戦によって気付かされます。
ダブルヘッダーでエースが連投というチーム事情も去ることながら、チームスタッフや選手たちのどこかに隙があったのでしょう。
ここまで勝てなかったゼットタイガーAからの白星も劇的過ぎました。
学童野球は何が起こるかわかりません。
そこに指導の面白さがあります。
