日本ハムが行く! -151ページ目
岩隈のポスティングの話題です。
どうやら今のところ交渉決裂の方向性に向いているようですが、
どういう状況なのでしょうか?
一度整理してみたいと思います。

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<アスレチックスはどんなチーム?>
まず、僕はメジャーに詳しくないのでここから見てみましょう。

【メジャー特徴】
・人事・編成権を握っているのは監督やオーナーではなくGM
・アスレチックスのGMは「ビリー・ビーン」という凄腕らしい

【アスレチックスの特徴】
お金をかけない強豪チーム
・派手さは無いけど堅実に勝てるチーム
・生え抜きの若手選手が育って主力になってもトレードやFAで放出傾向
・選手評価にセイバーメトリクスを使う
・アスレチックスの選手の年俸総額は全30球団のうち28位
※年棒総額→5165万ドル(約42億円)

あまりお金をかけない球団なだけに、今回の参戦は驚きのようです。
※お金をかけない・・ところだけは日ハムと共通しているかもしれませんね

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<今回の提示金額は?>

【アスレチックスの提示金額】
・入札金・・1910万ドル(約15億9200万円)
・年棒・・・4年総額1525万ドル(約12億7000万円)
※年平均381万2500ドル(約3億1800万円

総額約3400万ドルまでが限界

【現在岩隈の年棒額】
楽天での年棒・・約3億円

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<交渉決裂の要因>
・年棒が低すぎる ※代理人=団野村氏

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<参考にした年棒>
【アスレチックス】
井川→5年2000万ドル(年平均400万ドル)
ルイス→2年500万ドル(年平均250万ドル)

【岩隈側の主張】
黒田→3年3500万ドル(年平均1166万ドル)
松阪→6年5200万ドル(年平均866万ドル)

を参考にするべきと主張。
金額提示はしていない

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交渉期限は12月7日(米東部時間)

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<アスレチックス参戦の理由>

まず、今回アスレチックス参戦の理由として下記が挙げられています。

1.上記の金額で落札できるなら、是非欲しい
2.他球団に獲得されたくないための妨害
3.後のトレード要因として、是非欲しい
※打者不足のため、好打者とトレードを狙う?

まず3は考えにくいのでは・・と思います。
交渉権獲得に1900万ドルかけてる訳ですし、
トレード要因として入団させるにはちょっと冒険すぎるのではないかと。

2も色々な所で挙げられていたりしますが、
これもさすがに無いと思います。
アスレチックス提示の4年1500万ドルは、
一応獲得する意思を感じられる金額だと思います。
年棒現状維持の条件で岩隈側が飲んだ場合、
球団は3400万ドル用意しなくてはいけなくなり、
妨害するにはリスクが大き過ぎる提示かな、と。
※岩隈側がメジャー指向なら充分条件を飲む可能性がある・・ということです
※ただしやろうと思えば、今の制度では確かにいくらでも妨害はできますね・・・



ということで、あくまで僕の考えですが、
アスレチックスは一応獲得意思はあると考えます。


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<評価額は正当なのか?>

さて、ここからが本題ですね。
アスレチックスの提示は・・

年棒=現状維持(4年)

の金額なのですが、これが正当な評価なのかどうなのか?
ここに関しては色々な意見があると思います。

【アスレチックスとしては頑張っている?】
普段参戦しないアスレチックスとしては、
支払うことのできるぎりぎりのラインを提示してるのではないでしょうか?

交渉権にお金がかかるポスティングシステムです。
普段だったら年棒にまわせるお金も交渉権へまわります
多分現在の岩隈の年棒から逆算した提示額なのではないでしょうか?

・アスレチックスの予算は都合上3400万ドルまで
・現在の岩隈は年棒約3億
・交渉権を確保したいので、アスレチックスも年棒評価は約3億とし、
 残りは全て交渉権へまわす

ここ最近先発としてメジャーへ渡っているのは・・
松坂・井川・黒田・川上・上原・・
ほとんど金額に見合う活躍はできていません。
このリスクも含めると、
アスレチックスが提示した金額は、
アスレチックスとしても勝負に来ている金額だと思います。
※今までが高騰しすぎていた

日ハムも似ていますが、
アスレチックスはお金にシビアな球団のようなので、
この金額ラインで合意して貰えないならしょうがない。
と腹をくくっているのでしょう。
※円高というのも影響あるかと思いますけど


【ポスティングはそういうシステム】
もちろん、他の球団が交渉権を獲得していたら、
違った年棒提示になっていた可能性もあります。

しかし、ポスティングは独占交渉権を獲得する制度。
故にこういう結果となる可能性は充分秘めている制度だったわけですね

もし、このシステムを改善するのであれば・・

1.複数の球団が交渉権を得れるようにする
2.全ての予算を年棒にまわせる「FA」まで待つ
※FAまでの期間を短縮する・海外FAで金銭なり人的なりの補償をつける・・などなど

複数の球団が交渉権を持てれば、
年棒でも競い合いになるため、
現状維持等の評価額になることは無いでしょう。

もしくは、自由に動けるようになるFAまで待つか・・・
※もともとFAより早く海外へ行けるようにした制度なので

岩隈の動向以上に、
「ポスティングシステム」に関しての議論に注目が集まりそうですね。

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あとは、岩隈側がこの条件を飲むかどうか・・

ですね。

個人的には、少しでも引っかかるなら来年まで待って、

自由に交渉した方が良いのではないでしょうか?

年棒はどうであれ、メジャーでやりたい。というのであれば別ですけど・・

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前回パリーグ選手のグラフを数名見てみたんですが、
※前回記事はこちら

ちょっとセリーグも見てみたいと思います。

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<巨人の阿部慎之助を見てみる>

捕手としては野村克也・田淵幸一に次ぐ

史上三人目のシーズン40本塁打を達成した巨人の阿部を見てみましょう。

【2010年 阿部慎之助の打撃成績】

$日本ハムが行く!

打率・・・説明不要。
攻撃力・・OPS(攻撃力指標)。出塁・単打・長打の総評の指標。
長打力・・ISOP(長打力指標)。純粋な長打力
選球眼・・ISOD(四球獲得能力)。
ミート力・三振/打数。三振が多いか少ないか。


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※セ400打席以上対象(32人中)

打率・・0.281(22位)
本塁打・44(3位)
出塁率・0.368

OPS(攻撃力指標)・・0.979(セ2位) ※セ平均0.743
ISOD(四球獲得能力)・0.090(セ2位) ※セ平均0.066
ISOP(長打力指標)・・0.327(セ1位) ※セ平均0.144

RC(得点創出能力)・・108.9(セ7位)

※計算式や数値の詳しい説明はこちら

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グラフ的には、先日のT-岡田に「ミート力」が少し向上したような形ですね。

長打力の割合を示すISOP(長打力指標)はセリーグ1位
※2位→ラミレス0.309 3位→和田0.285 4位→ブラゼル0.277

ISOD(四球獲得能力)もセリーグ2位と好数値
※1位→和田0.105

しっかりと四球も確保できているようです。


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<巨人のラミレスを見てみる>

ラミレスはちょっと特徴的です。

$日本ハムが行く!

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※セ400打席以上対象(32人中)

打率・・0.305(11位)
本塁打・49(2位)
出塁率・0.338

OPS(攻撃力指標)・・0.952(セ4位) ※セ平均0.743
ISOD(四球獲得能力)・0.036(セ30位) ※セ平均0.066
ISOP(長打力指標)・・0.309(セ2位) ※セ平均0.144
RC(得点創出能力)・・110.3(セ6位)

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目立つのは「四球の少なさ」です。

普通は強打者ほど、四球が多い傾向となるのですが、
※厳しいところを攻められたり、勝負を避けられるため

ISOD(四球獲得能力)は下から3番目の30位
※最下位→石川雄洋0.032 ブラゼル→0.033

選球眼が悪い・・

というよりも、おそらく超積極的に打ちにくる傾向があるのでしょう。
※小谷野も同じですね。四球が極端に少ない

相手投手としては、その傾向はしっかり頭に入れて投球したいところですね。
※当然そのくらいのデータは無いとおかしいですが

正直あまり巨人戦を見てなかったので上記は推測になるんですが、

来季ラミレスを見る時は、その辺りも意識して中継を見てみたいと思います。

長くなったんで、適当に続きます(笑)

マートンとか、青木とか。

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巨人に移籍となった紺田ですが、課題は打撃。
紺田の打撃内容はどうなっているでしょうか?
気になったので分析してみました。
※分析という程のものでもないけど・・・

魅力はやはり俊足
この「足」を生かした攻撃をしたいところですが、
過去実績を見てみると、どうも三振がやたら多いようです

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【紺田敏正 2009年ー2010年打撃成績】

$日本ハムが行く!

2010年実績
打率・・・0.258
攻撃力・・0.688 ※OPS(攻撃力指標)
長打力・・0.106 ※ISOP(長打力指標)
選球眼・・0.067 ※ISOD(四球獲得能力)
ミート力・0.273 ※打数/三振

2009年実績
打率・・・0.231
攻撃力・・0.574 ※OPS(攻撃力指標)
長打力・・0.062 ※ISOP(長打力指標)
選球眼・・0.051 ※ISOD(四球獲得能力)
ミート力・0.338 ※打数/三振
※ちなみに2008年も同じような数値です

※2010年の「三振/打数」パリーグ平均は0.206
※1打数における三振の割合なので、この数値は低い程優秀です
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長打力があるタイプでは無いので、
足を生かした攻撃をしたいところ。
ところが・・・
四球での出塁が多いわけでもなく、
何より「三振が非常に多い」のが気になります。

ちなみに三振/打数が0.275~0.338というと・・・

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【400打席以上で三振/打数 ワースト3】
T-岡田・・・0.295
山崎 武司・・0.272
金 泰均 ・・・0.266
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上記選手達と同じくらいの割合で三振をしている結果です。
長打力があれば、三振の多さを補うことはできるのでしょうが・・

三振が減れば紺田の足なら内野安打が増えると思われるため、
出塁率の向上が狙えると思います。

紺田はとにかく三振を減らすこと。四球を多く獲得すること
これが求められるでしょうね。

ただし三振を減らす・・・と言っても・・・

三振が多い=大振り

に直結してるとは限らず、

三振が多い=単純に1軍では打撃能力が足りない

こう考えることもできます。
高口や飯山なんかも、非常に三振が多い傾向です。
これが気になる。
現在紺田は30歳
ここから果たして打撃能力の向上は見込めるのだろうか・・・?
どのように打撃を改善していくのか。
何かもう一つ強みがあれば、首脳陣も使いやすいはず。
※三振しない・・とか、四球が多い・・とか・・
厳しい部分はあると思いますが、なんとか頑張ってほしいものです。

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