変化量は小数点第2位を四捨五入
ダルビッシュが8回1/3を無失点で3勝目をあげました。

完封こそ逃しましたが、
5回から織り交ぜてきた「ツーシーム」の制球も今日は良好。
対左打者対策の「カット」でカウントも稼げ、「SFF」で打ち取ることもできました。
下記は「2011年対左打者の球種内訳」と「本日の対左打者の球種内訳」になります。

本日はNPB時代よりも「カット」の割合が非常に多かったことがわかりますね。
前回使用しなかったツーシームも、余裕がでてきた5回以降に使い始めました。
そして対右打者にはNPB時代と変わらず、いつも通りの投球。
直球系(4シーム・2シーム)を中心に、スライダーを織り交ぜる投球となりました。
下記は「本日の対右打者の球種内訳」となります。

<制球が良かった直球(4シーム)>
この日は直球の制球が良く、変化球とのコンビネーションも決まっていたため、
見逃しのストライクが多く取れていました。
下記は「直球の詳細データ比較」です。

さすがにMLBの打者は速い球に強いのか、
NPB時代のように直球で「空振り」を取ることは容易ではありません。
しかし前回は球威が素晴らしく、ファウルが多く取れたため、
直球のキレを示す1つの指標「空振り率+ファウル率」はNPB時代と同程度の数値を記録。
MLBで発表されている「BRK」という数値も「平均8.4cm」と、
ダルビッシュの中では好数値の平均となりました。
※BRK→直線でホームベースに到達した時の位置からどの程度変化したかを数値化したもの
※ 例)8.4cm→直線で到達した場合と比較して「8.4cm」沈んでいる
そして、今回は「空振り率+ファウル率」は低い結果となりました。
しかし、これは球威が無いというよりも・・・
制球が良く、「見逃しストライク」が取れたことが要因かもしれません。
直球の「ストライク率」は前回登板時と同程度の47.73%。
NPB時代ほどではありませんが、かなり「直球」でストライクが取れる様になってきました。
この部分は非常に大きいと思います。
<変化球の要、スライダー&カーブの「ボール率」が大幅向上!>
この日は「スライダー&カーブ」の制球も安定していました。
「ボール率」は非常に低い数値となっています。

最初2試合は「ボール率」が高く、制球が安定しておりませんでしたが、
かなり改善されました。
各種数値もNPB時代に近い数値を記録しております。
こちらも「見逃しのストライク」が多いので、
対戦がひと回りして、各打者が積極的に振ってきた時に「空振り」が取れるかどうか・・・
といったところが今後1つのポイントとなるかもしれません。
<まとめ>
ダルビッシュにしては、直球・変化球ともに非常に「見逃しのストライク」が多い結果となりました。
この辺りが「対戦を重ねて行った時」にどうなるか。
次のポイントは、データがある程度出揃う2回目以降の対戦になるかもしれません。
今後も非常に楽しみですね。
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