日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 中村 勝→その3「変化球に課題」 | 日本ハムが行く!
前回の記事で「直球に勢いがある」ということが数値上でもわかりました。
課題は「変化球」となります。
中村勝の変化球は・・・

・「対右打者」にはスライダー
・「対左打者」にはフォーク


緩急をつける場合は「Sカーブ」を使用してきます。
※球種比率はこちらを参照→
 日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 中村 勝→その1「期待の本格派右腕」


まずは、球種別の被打率を見てみましょう。
ただし、各種打数が少ないためほとんど意味ありませんが・・・

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対右打者への直球は滅法強く、対左打者には安打されている・・・
というのは前回の記事でも書きました。
※参考記事→日ハム 未来のエースは誰だ?!期待の先発若手を徹底検証! 中村 勝→その2「対右の直球に注目」

変化球の被打数は非常に少なく、参考程度にしかならないため、
もう少し「中身」を見てみたいと思います。



<スライダーの各種数値>

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中村勝は2011年1軍登板ではスライダーを33球投じています。
「33球」という少ない球数の中でのデータなので参考程度ですが・・・
ある程度傾向は浮かび上がってきます。

まず1番目につくのが「ボール率」です。
日ハム先発1軍クラスは、スライダーの「ボール率」は総じて30%~35%前後。
統計的に、大体このくらいに落ち着く様です。

中村勝はこの数値が「57.58%」と半分以上がボールとなっています
そして「低め率」も他投手と比較すると悪い数値となっており、
スライダーの制球に課題を残しております

昨年の対右打者には「直球」で押し通すことができましたが、
対戦数が増えてくれば、直球一辺倒では通用しないことは明白です。
この「スライダー」の制球向上は急務となるでしょう。



<フォークの各種数値>

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ダルビッシュは落ちる系の球種が3パターンあるため、分けました。
ケッペルのファウル率は間違った数値です。修正間に合わずすいません。

中村勝は2011年、フォークを26球投じています。
スライダーと同じく参考程度ですが・・・
空振り率はやや物足りないものの、ボール率は他投手と比較しても好数値。
打数が少ないながらも被打率は良好です。

少し気になるのが「低め率」
他投手の落ちる系の球種は低め率が70%以上となっているのですが、
中村勝は45%前後。
半分以上は真ん中~高めに抜けてしまっています。
このあたりの精度向上は今後の課題ですね。
大事なところで抜けてしまい、一発・・・・ということになりかねません。



<Sカーブに関して>

Sカーブは「7球」しか投じていません。

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全て平行カウントからの使用です。
大事に行きすぎたのか、1球を除いて他は全て「ボール」となっています。
上位の打者に使用したせいもありますが・・・

ダルビッシュのように「この球」でポンっとストライクが取れるようになると投球に幅がでてきそうです。
2軍では「どのように」「どの程度」Sカーブを使っていたのか見てみたかったですね。



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※画像は「Heart Beat」を管理している曾良さん(2011年ファイターズマガジン年間チャンピオン)から頂いております