「Junior Caminero rips 112.7 mph double in Game 1」

 

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ワールドシリーズ初戦の4回表、1死1塁でレイズの4番カミネロの打席。

 

強烈なライナーがセンターの頭上を襲う。

 

ブルワーズのミッチェルはグラブ側に体を回して背走するが、打球が近づいてくるとボールに正対して捕球しようとする。

 

結果、打球はグラブの先をかすめて二塁打となった。

 

 

外野手にとって一番難しい真後ろの飛球。

 

それも時速180キロを超えるライナーということで同情の余地はあるが、ワールドシリーズに出場する外野手なら捕球してほしいところ。

 

最初にグラブ側に体を切ったのは正解(2009.05.03「外野手その7」)だが、その後ボールに正対したのが敗因。

 

グラブを後ろにした体勢のまま捕りに行けばよかった。

 

ボールに正対した理由は「これ以上打球が伸びないだろう」という油断と、「捕球後送球体勢に入りやすいように」という怠慢だろうから、厳に慎みたい。

 

今回このプレーを取り上げたのは、背走の終盤に安易にボールと正対する外野手をよく見かけるから。

 

①思った以上に打球が伸びた時に後逸してしまう(今回の例)

②捕球直前に体勢を変えると目線がブレてファンブルしてしまう

 

というリスクがあるので、走るスピードを調整して背走中の体勢を変えずに捕球してもらいたい。

 

背走して捕るのは深い飛球なので、急いで返球したところで走者の進塁に影響はない。

 

捕球後に体を反転させて、必ずステップしてからカットマンに正確な送球をしたい。

 

走者に無駄な進塁を与えるのは捕ってから投げるまでの時間ではなく、中継プレーの乱れなのだから。