日本時間の9月13日早朝、エンゼルスは大谷翔平が左膝の手術のため翌日以降の試合に出場しないと発表。
こうして彼のMLBセカンドシーズンは突然幕を下ろした。
打者に専念した今年は、106試合、384打数、打率.286、本塁打18、打点62、OPS.848という成績。
打者に専念といっても右肘のリハビリもあり、今年も規定打席数(162試合×3.1=502打席)には届かない423打席だった。
この先も二刀流を続ける限りこれをクリアすることはできないから、打者としての評価はOPSのような確率指標を参考にするしかないだろう。
そのOPSだが、昨年より打席数が2割弱増えたにもかかわらず安打数や塁打数が伸びなかったために下がってしまった。
しかし、.848という数字は優秀で、MLBの平均的なチームで中軸を打つには十分な成績といえる。
昨年と変わらない“肩を開かず両腕が伸びきったところでインパクトする”打ち方でこの数字を残した彼の身体能力の高さとハードワークには感心するしかない。
「ボディターンでヘッドを走らせる」で書いたとおり今後もこの打ち方は変わらないだろうから、ボディターンで打つMLBの強打者たちとどこまで張り合えるか、彼の打撃成績を興味深く見守りたい。
以下に、今年すばらしい成績を収めている左バッター2人と大谷の動画を貼るので、その動作を見比べてほしい。
今年MLBトップのOPS1.100を記録したブルワーズのイエリッチ
8月17日、ナショナルズ戦9回表、148km/hの外角球をレフトへホームラン
現在MLB2位のOPS1.039を記録しているドジャーズのベリンジャー
6月13日、カブス戦4回裏、145km/hの外角球を左中間へホームラン
6月17日、ブルージェイズ戦2回表、140km/hの外角球をレフトへホームラン
いずれも外角球をレフト方向にホームランした時の映像だが、肩を開いて左腕を伸ばさず体幹の左側でインパクトするイエリッチやベリジャーに対して、大谷は腰や肩を開かずに左腕を伸ばし体幹の正面でインパクトしている。
インパクト時の静止画では、同じ方向への打撃にもかかわらず体幹の向きが違うのがよくわかる。
MLBでは珍しい、しかも長距離打者としては過去に類を見ない動作で彼がどこまで行けるのか?
来年も楽しみにしている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
このブログの内容をはじめ野球に関する質問や相談を受け付けますよ
(ただし向上心のある選手や指導者に限ります)
メールかTwitterのDMでどうぞ↓
3210@goo.jp
baseballmaster
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



