まず「補殺」とは…
野手の送球によってアウトを補うことのようです。
私は長いこと「補殺」なのか「捕殺」なのかどちらが正しいのかわからなかったですし、
正直気にしたこともありませんでした、、、。
(ちなみに間違いやすい「捕殺」は、
何か捕獲して殺すことのようなので野球用語ではないようです。)
さて、補殺の重要なキーについて考えてみますが、大切なのは以下の3点だと思います。
一、捕球から送球までの体勢
二、地肩の強さ(遠投力)
三、ボールの回転
基本的に地肩の力で送球の質は左右されますが、
その力を最大限に引き出すのは「体勢」と「回転」だと思います。
当然助走をつけながらボールを正面で(腰をあまり落としていない状態から)捕球した方がスムーズです。
そして以前成瀬投手のピッチングで記事に上げましたが、
回転軸が地面と平行ラインからずれてしまうとスライダーやシュートしてしまいますし、
回転数が低ければより重力に引きずられてボールが落ちてしまいます。
この3つで(特に地肩の強さ)が素晴らしいのがやはりイチロー選手ですね。
特に1プレー目は「レーザービーム」にふさわしいボールの軌道です。
これはマジでヤバいですね…。
(きっと漫画ルーキーズの安仁屋が笹崎戦で放ったレーザービームは
このイチロー選手のプレーの影響を受けていると私は思っています。)
そして4プレー目。詰まりながら結果として流した打球なので
ライン際に逃げていってしまうため
普通であればランナーが気になり体の横で雑に取りにいってしまうところを
体の正面で若干腰を落として取りにいっているこのプレー。
送球よりもまず捕球を優先していることがわかります。
スーパープレーも狙ってやっているのではなく、
正確に忠実にプレーした結果として
スーパープレーが生み出されているんでしょうね。
P.S.
3:45からのプレー。
ここでは見せ場を作った日本人選手がもう一人いますね。
そう城島捕手です。
日本にいる時から物怖じしない性格だとは思っていましたが、
このクロスプレーの後のどや顔なのか「てめぇ殺すぞ」って感じなのかは定かではない顔…
やはりかっこいいです。
そしてその後のプレーでも何度かクロスプレー時に足下にスライディングを食らっています。
やっぱりキャッチャーは野球人生をかけた命がけのポジションですね。